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trio de XUXU CD 発売記念ファイナル ツアー、記念すべき金字塔!!

いきなり出だしがチック・コリアの「スペイン」、続けて「リベルタンゴ」。 「 trio de XUXU CD 発売記念ファイナル ツアー 」と銘打ったJZ Brat ライブのオープニングだった。 確かこの記念すべきツアーのスタートは 2013年10月16日。 初台・東京オペラシティに隣接した 近江楽堂 、ドーム型の天井の間接照明と 深い残響(4秒)。拝堂をイメージしてつくられた小ホールだったはず。 この会場は場所がらとはいえ、通常のライブハウスとは音響環境が著しく異なる。 丸い鳥かごを思わせる建築構造で、100名程度の聴衆が演奏者を中心に 丸く囲うこともできる円形の床になっている。音響装置は何もない。 残響時間も構造物の反響だけを想定した「生の音を直に聴く」場所として設計されている。 JZ Brat に現れた " trio de XUXU " は近江楽堂で聴いたライブの、 あの控えめでおとなしい、いかにも3人ですという " trio de XUXU " の姿は霧散し、 爆発するエネルギーを会場一杯に放つ新生 " trio de XUXU " の姿が現出した 記念すべき幕開けとなった! 新曲を4つも披露した、聴衆にはまたとない貴重なライブになったこの日。 3人が思い思いに個性豊かな MC で曲の間をつないで行く。 一見アドリブの連続のように見える MC も、実は " trio de XUXU " を表現する 緻密な計算で最後まで組み立てられた大きな建造物だったという方が正確だろう。 ステージングは工夫に満ちていて、聴衆を飽きさせない。3人の立ち位置の 変化や入れ替わるタイミング、1 対 2、入れ替わって 2 対 1 とやり過ぎず適度に 変化するそのバランス感覚。さらに振りが昔とくらべずっと多くなっていることに 気付かされる。そこには「一生懸命練習しました」という危なげさを感じさせない。 出だしの2曲も、新曲「ロサンゼルスオリンピックのテーマ」 「2001年宇宙の旅~ジュピター」もそのパワーに圧倒される。 すべてを見直し " trio de XUXU " の持てる力を総力で注ぎ込むために、 4人編成時代の