心理学の初歩的なテクニックに、「ドア・イン・ザ・フェイス」というものがあります。これは、最初に断られる前提で大きな要求を仕掛けて、そのうえで本当の目的だった小さな目的を通すというものです。 「9条改正」という、日本国民の多くが拒否反応を示す大きな要求を後ろに掲げながら、そのうえで、「有事や災害時の人命救助に必要だから」という一見、もっともらしく、「9条改正」よりは遥かにマシなように見える要求を通す。官僚のいつもの手口ですが、 最悪なのは、実は 9条改正よりも緊急事態条項の方が、遥かに危険 だ 、ということです。 ・【実況ツイ録】ナチスの生みの親「緊急事態条項」 は独裁者が喉から手が出るほど欲しがる「切り札(ジョーカー)」 ! 参院選まで7ヶ月、「ロックの会~IWJ Night」で梓澤和幸、澤藤統一郎両弁護士が警鐘 http://iwj.co.jp/wj/open/ archives/279522 出典: 「 日刊IWJガイド」 2015.12.18日号~No.119 2号~
日本の政治・経済・社会で気になることを書き留めて行きます。