■「アベノミクスの失敗」で追い詰められる安倍政権、景気回復の「トリガー」は「戦争」!?麻生大臣が暴露した安倍政権の危険な本音 続けて佐々木です。では仮に、サミットで「世界経済の回復のため、各国が機動的な財政出動で合意すること」が達成できなかったらどうなるのでしょうか。仮に消費増税をしなかったとして、またはしたとして、どうなるのでしょうか。いずれにせよ、もし今後、安倍政権が続き、アベノミクスの失敗を認めない政策を自民党が打ち続けるのだとしたら、待っているのは、日本経済のどん底です。よくなることはありえません。 自らの失敗を認めないまま、愚策を次から次へと繰り出しては泥沼状態を広げ、後戻りできないところまで来てしまったら、追い詰められた捨て鉢の権力は何をするでしょうか。答えのひとつは、戦争です。少なくとも、安倍政権は戦争を、不況脱却の選択肢の一つとして考えているようです。 3月22日、ノーベル経済学賞受賞者のポール・クルーグマン米ニューヨーク市立大教授を招いた総理官邸での国際金融経済分析会合で、あの「失言王」、麻生太郎財務大臣が驚くべき発言をしたのです。 麻生大臣は、 投資が進まずデフレマインドを脱することができなかった1930年代の米国と、現在の日本を重ね合わせたうえで、「では(1930年代の米国で)何が問題を解決したのでしょう?」と語りかけます。 そして自らの問いに麻生大臣は、「 戦争です!」と言い放った のです。 そして続けて、 「日本もそうしたデフレマインドから抜け出すための『きっかけ(トリガー)』を待っている」 と言いました。 麻生大臣はまるで、日本もデフレマインドを抜け出すきっかけとしての 「戦争」を待っている、とでも言いたげ です。またしても、麻生大臣は、「 ナチスの手口 」に続いて、その「本音」を暴露してしまったようです。 その証拠に、 今現在、安倍政権下では、まさに「戦争経済」を構築しようという動きが強まっています。 そうした動きについて、IWJはこれまで逐一報じています。ぜひ、以下の動画記事をご覧になってみてください! ・「軍事研究の解禁」を日本学術会議が検討!あらゆる分野で進行する「戦前回帰」? 科学者たちも日本の「戦争遂行態勢」に絡めとられるのか!? http://iwj.co.jp/wj...
日本の政治・経済・社会で気になることを書き留めて行きます。