尾崎行雄 (1854-1954)日本の政治家。明治23年(1890)第一回総選挙に当選し、昭和27年(1952)総選挙まで連続 25 回当選(史上最多)。「 憲政の神様 」と呼ばれ、没後、参謀本部の跡地に尾崎記念館「現 憲政記念館」が市民の浄財で建てられ、三権分立を呈する時計塔が国会を見つめ続ける。 学堂会 2020年1月講演会ご案内 1920(大正9)年、 尾崎行雄 は『 憲政の破滅-弱者の武器 』の中で、『我が国においては、世は既に立憲政治となっているにも関わらず、世間多数の人民は、「世の中は道理で渡れぬ。力がなければ何事も出来ない」というが如き非立憲的、即ち封建時代の思想感情をいだいている。ここにおいては議員の選挙にあたっては、手段の善悪を問わず、多数さえ得ればよろしいと考える。既に多数を得た後は、ややもすれば多数を恃んで非理不法の言行をなし、しかもこれを当然の次第と考えている。これがそもそも根本の誤りであって、立憲政体を破壊すべき思想の根底はここに伏在しているものである。このあやまった思想を改善向上せしめざる限りは、我が立憲政治は今日の如く年々歳々堕落し、遂に破滅に至るほかない。』と説いています。 主権者としての私たちが、自らの生命財産の自由と安全を守る日本社会を築くため、いまだからできること、していかなければならないことを、未来につなげ、新しい社会および国への道を切り拓くことか問われています。皆さまのご参加をお待ち致します。 日時:2020年1月16日(木)18:00~19:45(通訳つき)開場17:30 講演:Martin Blakeway(マーティン ブレイクウェイ)氏 演題:「 いまこそ 歴史をつくる時 」 場所 : 憲政記念会館 第一会議室 参加費: 2000円(学生は無料) 講師紹介: マーティン・ブレイクウェイは、本や先生たちからは得られなかった答えを見つけるため、長年にわたり世界を旅していたのでした。母親がロシアに足を運ぶようになってからは、家族の中で最初に来日したのは1963年のことでした。そもそも母親を通じて抱いていた日本に対する愛情でしたが、実際に日本を訪れることによって自身が経験することになったのでした。日本とその未来に関する考えをまとめ、「歴史をつくる時ー日本の役割」という英文の小冊子を書きまし...
日本の政治・経済・社会で気になることを書き留めて行きます。