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今こそ本当の意味の『積極的平和主義』を

今朝もらったメールです。あまりに本質を突いた主張。新聞記事だけで終わらせるには
もったいない発言です。

「言葉の意味を捻じ曲げた悪質な世論誘導策」、今年になって安倍政権が突如とし
て使い始めた『平和主義です。


ひとこと発言①

今こそ本当の意味の『積極的平和主義』を

平和学で、戦争のない状態を「消極的平和主義」と言うのに対し、「積極的平和主義」とは貧困・抑圧・飢餓など構造的な暴力のない状態のことを言います。近年ではこの構造的暴力にノーマライゼーション、ジェンダー、異文化教育なども含まれるでしょう。 
 ところが、安倍政権になって突如として使われ始めた「積極的平和主義」とは、安全保障戦略の基本理念とした集団的自衛権の行使容認だという。言葉の意味を捻じ曲げた悪質な世論誘導策ではないでしょうか?憲法を変えようとする政権とは言え、これは明らかに憲法のいう戦争の放棄、戦力の不保持、交戦権の否認に反しています。憲法99条で憲法を守る義務のある立場にある者が憲法に反する行動は許されません。 
ひとつの地球に生きる人類が、国家という権力の下で、人々は戦争という名の殺人と破壊を強制され、憎しみと憎しみの連鎖は余りにも非人道的であり、歴史に学ばない愚かな結末としか思えません。
私たちが今すべきは、憲法を守り、本当の意味の「積極的平和主義」を世界に向け発信することではないでしょうか?
岡田光也
201436日付 東京新聞「発言」投稿概要



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