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7月, 2013の投稿を表示しています

贈り物に思う

音楽ならジャズ、それも聴くならライブがいい。最近あまり足を運んでいないが、 美術も興味がある。演劇もひょんなことから観るようになった。 一番時間を使っているのは映画かもしれない。私のカミさんが大の映画好きだった。 その影響もお大きく、最近はドキュメンタリー作品に比重がかかっている。 ショートショートという、ちょっと変わったジャンルにも今年はまってしまった! 加えてジャズダンス。これはたまたま知り合った BDC の先生が出演や振り付けを する公演にときどき行くようになって、その不思議な世界を知るようになったせいだ。 ダンスに欠かせない音楽があまりに多彩で戸惑うことも多い。 正統派ジャズ一辺倒で来た私にはありとあらゆるジャンルを取り込むダンスの世界は 否応なく私を新しい音楽世界へと押し出してくれる。異質の空間を生きる人との交流 なくして巡り会うことがなかったはずの世界だ。 ジャズライブや演劇は良く友だちを誘いたくなる。一人で聴き、観に行けばいいものを どうしてこう誘いたくなるのだろう。予感している感動を身近な人と共有したい。 しかも同じ空間でないと意味がないと勝手に決め込んでいるのかもしれない。 そんな身勝手な私のわがままによく付き合ってくれる友だちがいる。都内の公演や ライブが多いので誘うのも気がひける。あまりに遠方にいる人たちだから。 みんなそれぞれ自分なりの生きようで目一杯活躍している人たちばかり。 そのスケジュールをぬってお付き合いしてくれる友は貴重だ。 そんな気持ちを込めて果物を贈ることにした。私のきまぐれな思いつきだ。 コンピュータの仕事をさせてもらっている取引先の社長さんが、故郷で採れる 美味しい果物だと持たせてくれたことがある。食べたら本当にこれまで味わった ことのない格別なものだった。それがずっと頭の隅にあったので贈ることにした。 27日、荷物の配達があった。何と遠方の彼女たちからだ。そう言えば「 ちょっと荷物が届くと 思いますが 」とメールが入っているのを思い出した。 梱包を解いてびっくり! 男3人兄弟だった私には思いつかないおしゃれ過ぎる 贈り方! 若者世代はこんな贈り方をするんかーと、嬉しさと気恥ずかしさが 入り交じる、(^^;; 値がはりそうな

大手メディアの姿

こんなメルマガが流れてきた。(2013-07-14) ━━━ 朝刊から  「エ~シー♪」のフレーズでおなじみの公共広告を作る団体「ACジャパン」が、自分たちのことを宣伝するCMを作りました。どんな団体なのか、実は知らない人が多いためです。 http://news.asahi.com/c/aco9blfRhajUbfa5 3・11当日から、民放TV局の画面を占拠して、放射能被害から身を守る 緊急の報道をすべて止めてしまった影の 市民管理機構 (現在は「団体」と 呼称を変えている)だ。 この記事を読む進めると次のようなくだりがある。 > 東日本大震災直後、ACのCMが洪水のように流れた際は「税金の無駄遣い > 」といった苦情が殺到した。AC事務局の高島邁(すすむ)さん(65)は > 「誤解されたままでは、聞く耳をもってもらえない心配がある」と話す。 AC JAPAN の中心企業が引き起こした「犯罪」=アメリカからの原発購入、 自国で製造、設置、稼働、増設。原発がまだ日本に導入されていなかった時代、 原発に必然でつきまとう「とりかえしのつかない大事故」の危険性を見抜き、 警告をし続けた内外の技術者、科学者たち。 その人々の発言を隠し報道しない大マスメディアという 「犯罪」加担者 。 AC JAPAN の指示に逆えない日本の大マスメディア。 フクシマ大惨事収束のメドもたっていない今、日本政府と財界は 原発再稼働 に 躍起になっている。放射能を浴びた廃棄物を日本中に拡散させて、 日本全土を放射能まみれにしようとしている。本来そのような発想ができる 「推進者たち」の邸宅の一部に積み上げるべきものだろう。 なぜそれができないのか? AC JAPAN の言葉に「聞く耳」をもってしまったら どんな将来が待っているのか 、 これほど明らかになった時代はない。3・11は大きな犠牲を日本市民に 突き付けてそれを示してくれた。ここまで教えても気づかない日本市民がいるなら、 歴史の笑いものになるのは避けられまい。 AC JAPAN の狙いに一言も言及せずにこんな記事しか配信できない 「朝日新聞」。果たしてメディアと呼べるのだろうか? 資料: 緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム ( SPE

被曝者の声をうけつぐ『映画祭 2013』

「はだしのゲン」原作者、 中沢啓治 さん追悼 ! 映画「はだしのゲン」出演、 三國連太郎 さん追悼 ! 映画祭 2013 映画祭 2013 今年もこの映画祭に取り組んでいる知人から案内が送られてきた。 今年 5月、私の 4F 仕事場からバス道路を隔てた向かい側にオープンした 「 みた・もりまちカフェ 」にお願いし、店内の棚にこのチラシを置かせてもらった。 プログラムを見ると、二日間の作品は盛りだくさん。いずれも 貴重な作品ばかりが並んでいる。 3・11で取り返しのつかない事故を起こした原発推進を掲げた 人々。さらなる危険な施設の再稼働に躍起になっている。 この映画祭に一人でも多くの人が参加して、これ以上生命の危険を 増大させる犯罪的な企てを止めさせる力をつけてほしいと願わずには いられない。 映画祭の詳細はここを見てほしい。 http://hikakueiga.exblog.jp/

北九州・門司でも頑張っている!!

6月下旬、娘たちが九州の友だちを訪ねて2泊の旅をしてきた。 カミさんの子育て仲間で大の親友がいる。我が家と同じ二人の娘を育て上げた。 カミさんが亡くなった後いまでも娘たちの様子をときどき見てくれていて、 声をかけてくれる。 その彼女の長女は九州の商家に嫁ぎ、娘たちと交流が続いている親友だ。 Nさんが生田に帰ってくると必ず娘たちと大いに盛り上がる。 なんにでも大いなる興味と感動を示すその感性にはいつも驚かされている。 今回初めて娘たちが九州を訪れるその日をとても喜んで待っていたようだ。 目一杯楽しい時間を過ごしてきた娘たちと夕食をしながら九州での出来事に 話が弾んだ。お土産の中から次女が私にくれたのがこのビラだ。 「【自民党憲法改正草案】これはもう憲法『改正』なんかじゃない! 『戦争』のための『新憲法制定』です!」 http://creatoise.qee.jp/info/dl/moji9k130622.pdf 門司区9条の会 とある。「ほら、あっちでも頑張っている人たちがいたよ」と こんなものを土産に持ってくる娘を育てたカミさんのことを誇りに思う。

放射能による遺伝子の影響を調査

いつも貴重な発信を続ける H氏。この3月、体調を崩し入院までしたにも かかわらず、つい最近沖縄まで行ってきたと次のような報告を書いて きました。 ----------------------------------- 先日は8年ぶりの沖縄へ行ってきました。 今回の旅目的は、2011年春から 東北地方7ヶ所で 小型蝶ヤマトシジミと幼虫が餌にする植物を採集し、 その地の空間線量を測り、研究室で世代交代させて 放射能による遺伝子の影響を調査 します。 国内唯一の琉大理学部大学院のプロジェクトチームに面会し、 この間の経過を聞き、原子力ムラの圧力で大学から出張費が 出ないため(寄付を募りつつも)自費で調査研究を続行中と 昨春知りましたので、何とか彼らを支援するため、 私にできることを確認したいと、チームの広報を担当する 女性の話を聞きたいと願ったのです。 大学から出張費が出なくなった理由は、初年度の成果を 電子版=論文にまとめ世界昆虫学会に発信したら、 チェルノブイリの放射能を浴びた欧州各国では注目され、 複数国のメディアが新聞TVで詳細に報道した 後、 “フクシマは大したことはない”と宣伝している政府と、 一般国民にフクシマの遺伝子の影響を知られては原発推進の 国策の危機と認めて、その可能性の芽を詰みたい原子力ムラ (財界・学者・経産省・政界・メディア)→文科省→大学内シンパ →大学と圧力を後押しする妨害者たちがあり、兵糧攻めで プロジェクト チームを潰したい組織の圧力に、琉大事務局が 屈している からです。 このプロジェクトチームは2010年、 世界で初めてヤマトシジミを 研究室内で世代交代させる方法を確立 していました。 翌年の3月11日に発生した東日本大震災で東電の福島第1原発が、 レベル9の原発事故を起こして、今なお深刻な“放射能漏れ”を 続けています。 2013-07-02 Hidaka