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菅官房長官/マスメディアよ、どうして crushed が「不時着」なのか?

ついに恐れていた事故現実となった

政府/マスメディアの報道をまとめ、優れた注記を付記した内容をここに記録する。
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オスプレイ墜落に関する報道/まとめ


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1機30億ドルのオスプレイの墜落当日、もう1機が普天間基地に胴体着陸しました。

一方、菅官房長官は「不時着水」を言い募っているが、米軍準機関紙「星条旗新聞」は Crush(墜落)と報じています。またオスプレイが南スーダンでゲリラの小銃で救出もできなかったという2014年の報道を『沖縄タイムス』が採録しています。



▼  米軍準機関紙の星条旗紙は、「墜落」を意味する
「Crush」と表記したほか、保守系FOXニュースも「Crush」と伝えたAP電を使用するなど、日米の報道で表現が異なっている。

Osprey crashes off Okinawa, crew safe(星条旗新聞)

https://www.stripes.com/news/osprey-crashes-off-okinawa-crew-safe-1.444190

▼  「不時着」報道に違和感 識者、メディアの姿勢批判
▼  辺野古新基地とオスプレイ配備の本質とは
(2014年11月15日)

南スーダンで、2013年12月、新たな内戦が激化し、反政府ゲリラが支配する地域に米国人が取り残された。

その救出に、米空軍オスプレイ CV22 が 3機向かい、反政府ゲリラの小銃に撃たれ、乗員4名が負傷、内2人が重傷を負い、救出作戦を中止し、撤退した。

オスプレイ 翁長氏直接抗議へ

危険露呈したオスプレイ=「安全性」、政府に不信感
ーー波紋広がる自治体

沖縄政策・配備計画…オスプレイ事故、政権にダブル打撃 後半部有料

http://www.asahi.com/articles/ASJDG7TPSJDGUTFK02M.html

オスプレイ2機事故「安全」主張は崩壊

沖縄だけじゃない オスプレイ墜落の恐怖は全国に拡大する

http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/195787

「欠陥機の証し、撤去を」 名護、宜野湾市長が防衛局に

別機が普天間基地に胴体着陸 オスプレイ墜落の当日

「県民は感謝すべきだ」四軍調整官、沖縄県抗議に反論

オスプレイ墜落:「米国に持ち帰れ」現場付近の海岸で抗議


▼  オスプレイ墜落事故関連社説

琉球新報<社説> オスプレイ墜落 海兵隊撤退しかない 訓練場返...

沖縄タイムス社説 [オスプレイ墜落]海兵隊撤退へ舵を切れ

朝日社説 オスプレイ大破 懸念が現実になった

http://www.asahi.com/paper/editorial2.html?iref=editorial_news_one

東京社説 オスプレイ事故、家の上に落ちていたら

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日高(注):日本政府&NHK始め、大手メディアは、米軍の発表した表現を使い「不時着をしようとして大破」などと報道をしているが、ご承知のように、オスプレイは搭載するコンピューターに、離陸前に飛行予測データを打ち込んで起動させて「飛ばす」機械の塊なのです。

オスプレイに乗り組む乗員は、その他のスイッチ類などを操作するだけで、「操縦する」わけではありません。

だから「不時着をしようとして」という飛行の状態があり得たと仮定しても、「オスプレイの機体が大破する」ようなデータは打ち込んでいないはずです。

したがって、今回の事故は、飛行モードからヘリコプターモードに切り換えるプロセスで、オスプレイの海面からの高度が足りなかったがために、機体が「落下」して、岩場に叩きつけられたのであり、海外で起こされた「墜落」と全く同じケースが「遂に沖縄でも起きたのだ」という姿勢で報道するべきなのです。

「乗員に死者が出なかった」のは偶然で、「墜落した」場所が海上だったこと・及び墜落機の一部が岩場と海面との両方にアンバランスな状態で接触し、落下速度がやや吸収されたのではないか!?ということが考えられます。

もし「墜落した」場所が、海岸でなくフラットな面だったなら、乗員の一部、又は全員が死んだかも知れません。

あるいは住宅地だったなら、住民&乗員の両方に死傷者が出た可能性が極めて高い。

いずれにしても、海岸近くの集落から800メートルしか離れていない場所に「墜落した」ということを重大視するべきなのであって、県民の不安を軽視して米軍をなぐさめてやるような対応や報道姿勢を〔いやしくも日本人であるならば〕、絶対に取るべきではありません。

「沖縄米軍の責任者が、県民の代表者を叱り飛ばした」という発言内容が明かされている。

沖縄県民の怒りを傍観するのではなく、一緒に怒りを表明し、爆発させなければいけない。

そうしないと、米国側にまちがったサインを送り、今後もまちがった判断を起こさせることを許し、助長することに繋がります。
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ニコルソン四軍調整官は「県民や住宅に被害を与えなかったことは感謝されるべきだ」と主張。声を荒らげ、机をたたくなど県の抗議に反発したという。

 安慶田副知事は「植民地意識が丸出しだ」と指摘。「抗議されること自体に怒りをあらわにした。とんでもない感覚だ。オスプレイも、オスプレイの訓練も要らない。(配備を)撤回する以外、解決はない」と強調した。

沖縄タイムス+プラス ニュース 2016年12月14日 18:14 から抜粋

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