スキップしてメイン コンテンツに移動

期間限定ですべての方に公開!!

■■■ 日刊IWJガイド 2014.6.22日号 ~No.648号~ ■■■
(2014.6.22 08時00分)


 おはようございます!在宅でWebまわりのお手伝いをしています、川野@福岡です。

 庭では夏野菜のポット苗たちがすくすく育っている今日このごろ。オクラにゴーヤ、
キュウリ、モロヘイヤなどなど。雨を吸うたび、陽をあびるたびに茎をのばし葉をひろげ、
嬉しそうに揺れています。畑仕事をはじめて、1年と少し。たとえいま目の前に
見えなかったとしても、感じとれないくらいゆっくりだったとしても、すべてのものが
同時に並行して進んでいる、ということを日々感じます。

 たとえば先日苗をつくるために数種類の種をまいたとき、キュウリは数日で芽吹き
ましたが、ゴーヤは待てど暮らせど一向に芽が出てきませんでした。気温も日当たりも
足りてるのになーと首をひねってもう忘れかけた二十日後、見れば立派な双葉がでいて、
あっという間にキュウリの背丈を追い越しました。わたしが「ゴーヤの種腐っちゃったかなー?」と
あきらめ気味で見ていたその瞬間も、ゴーヤの種は水を吸ってふくらみ、じわりじわりと
土の中に根を伸ばしていたのでしょう。

 難しいことはわかりませんが、国のありかたについても同じことなのかな、と思うのです。
暴走が騒がれる安倍政権も、何もないところにポンと現れたわけでなく、おそらくは
戦前から"じわりじわり"続く流れのなか、いま出るべくしてでてきた動きであり、
その責任はわたしたち一人ひとりにあります。政権の動きを見つめ、意思表示し続ける
ことが最優先ではありますが、歴史の大きな流れを変えるには、時間をかける覚悟も
大切になってくるでしょう。

 IWJでは、じっくり腰をすえて「いま」を学ぶためのコンテンツをご用意しています。
世間がサッカーの話題で湧いていた金曜、岩上さんが一日のうちに連続して3本行った
インタビューは、どれも日本のこれからを考えるうえで重要な意味を持つものでした。

【集団的自衛権行使容認をめぐる安倍総理の「嘘」 米輸送艦によって邦人が救出される
事例を米国は想定していない! 岩上安身による辻元清美・衆院議員インタビュー】
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/147618

【リンクする新自由主義と集団的自衛権 民衆の蜂起がテロリスト扱いに?岩上安身による
孫崎享氏インタビュー】
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/147620

【「情報は人権の要石」 国連・自由権規約委員会での秘密保護法審査を前に、
岩上安身が英エセックス大学人権センター講師・藤田早苗氏に聞く】
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/147623

 まず一本目、元衆議院議員の辻元清美氏へのインタビュー。安倍総理は「米輸送艦に
よる邦人救助の警護」のケースを集団的自衛権の必要性の根拠としていますが、
そういった事例は過去に存在せず、米軍は基本的に他国民を救出しないということが
辻本議員によって明らかにされました。

 さらに二本目、元外務省情報局長の孫崎享氏へのインタビュー。孫崎氏もやはり、
安倍総理の集団的自衛権の説明における矛盾を指摘。中東情勢にも詳しい孫崎氏は
各国の事例を挙げ、「戦争はどこか遠くで起きるものではない、ということを本当に
理解しているのか」と集団的自衛権行使のリスクを問いかけます。

 そして三本目、英エセックス大学人権センター講師の藤田早苗氏へのインタビュー。
集団的自衛権の裏で着々と施行への準備が進む秘密保護法。国連では、
この秘密保護法のはらむ人権侵害が問題視されているとのこと。国内では全くと
言っていいほど話題にのぼりませんが、世界から日本に注がれている批判の
まなざしについて、詳しくお話いただいています。

 以上の三本は記事の重要性に鑑み、期間限定ですべての方に公開しています。
どれも関連性の高い話題ですので、ぜひ合わせてじっくりご覧ください!

 ゆっくりとご覧になりたい方、会員登録がまだの方は、ぜひ、この機会に会員となって、
アーカイブでじっくりご覧になりますように、お勧めいたします!  よろしくお願いします!

【会員登録のご案内】
http://iwj.co.jp/join/

コメント