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安倍は日本国民にとっても脅威!!

米紙またまた安倍首相批判 「日米関係に深刻な脅威」NYタイムズ(産経新聞) sankei.jp.msn.com/world/news/140… ←安倍は日本国民にとっても脅威。
3月3日
米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は2日、安倍晋三首相の姿勢を「ナショナリズム(国家主義)」と指摘し、日米関係の「ますます深刻な脅威になっている」と批判する社説を掲載した。同紙の社説は、これまで数回にわたり、安倍氏の「国家主義」が危険だと訴えている。



日本の国民の多くがこのことに気付いていないのではないか!?

そのことがとても心配でならない。

---------- 日本語訳 ----------

安倍氏の危険な改変主義
        ニューヨークタイムズ社説 201432日  
                    訳  川崎 健

安倍晋三首相のブランドであるナショナリズムは、
日米関係にとってかつてない深刻な脅威となりつつある。
彼の歴史の改変はこの地域における
危険な挑発であり、東シナ海・南シナ海の領土紛争における中国の
攻撃的なスタンスと、すでに争っている。
しかしながら安倍氏は、この真実に気づかず、また条約上の
義務によって日本を防衛する責任はあるが中国と日本の間の衝突には
引きずり込まれたくない米国の国益に気づかないようにみえる。
安倍氏のナショナリズムを解読するのは難しいが、それはいずれかの
国に対して向けられているものではないからである。そうではなくて、
それは、彼が恥ずかしいとみなす第二次世界大戦後の自国の歴史に
向けられている。彼は彼の言う自虐的な戦後レジームを洗い流し、
新しい愛国心を再生したいのである。
しかしながら彼は、日本の戦後の文化に手をつける前に、戦争の
歴史をも塗り替える。彼らナショナリストたちは、1917年の日本軍による
南京虐殺事件は絶対に無かったといまでも主張している。金曜日に
彼の政府は、日本軍によって性奴隷を強要された朝鮮婦人への謝罪を
再検証し、取り消す可能性を述べている。
さらに彼は、有罪とされた戦争犯罪人を含む日本の戦没者を顕彰する
靖国神社の参拝を、国家に生命を捧げた人たちへの尊崇の念を
示すだけだと強弁している。
靖国神社参拝を控えるようにとのワシントンからの明確なシグナルにも
かかわらず、彼は12月に参拝した。
この時期における中国との対立的な関係は彼を助け、
非常に平和主義的な国民に防衛準備の強化の必要性を信じ込ませた
可能性がある。軍事的な体勢の強化を鼓吹する人たちが歴史改変主義者と
重なる傾向にあるのは、日本の特殊性であるようにみえる。安倍氏の
ナショナリズムはさておき、彼も日本の主流のリーダーたちもアメリカの
同意なしに日本の軍事力を増強させようとはしていないが、
それは彼らが日米安保同盟に深くコミットしているからである。 

訳者注:社説の原文中のrevisionismはマスコミなどでは「修正主義」と
訳されているが、「修正主義」は別の意味を持っており、「改変主義」とした。

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