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小保方晴子氏手記「あの日」に思う

2016年1月27日、その前日まで発行元の社内でさえ秘密にされた新刊があった。
小保方晴子氏の手記「あの日」

私もエンジニアの端くれ。彼女の言動には少なからず注目してきた。
私が接した情報からは、胡散臭いと感じる程度で、背後の複雑であろう事情を整理して理解するまでには至っていなかった。



今朝読んだ MRIC のメルマガで、この書籍についての「解説」ともう言える記事に出会い、これまでもやもやしてきた背景がある程度1つにまとまったストーリィとして俯瞰できるようになった。

この記事を書いている近畿大学医学部講師 榎木英介氏は言う。

著名人を持ち上げたのち叩く、極論をいう政治家が人気を得てしまう、敵味方を峻別し、非難しあう…こうした現象はあちこちでみられる。印象でざっくりと評価してしまい、その後思考停止してしまうという、いわば「印象社会」とでもいうべき現象だ。

私たちは、印象という目くらましの向こう側に隠れている本当の問題に気が付かなければならない。論点を場合分けし、それぞれ判断しなければならない。

小保方氏というスケープゴートを称賛と嘲笑にさらしている間に利益を得ているのは誰か。私たちはしつこく、しっかりとみていかなければならない。

興味のある方は彼の投稿全文を見てほしい。

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