スキップしてメイン コンテンツに移動

機動隊員を動員して大学側に圧力をかけた京都府警!!


※IWJ緊急レポート! 京都府警公安幹部にIWJが直撃取材! 京大への「潜入捜査」が発覚! 思想弾圧は進行中? 「第二のポポロ事件」の真相に迫る!

http://iwj.co.jp/wj/open/archives/204593



今回の騒動から垣間見える未来

 今回の騒動、学生らの手法にも非があったとする意見も散見される。しかし、それを問うなら、同時に問われなければならないのは、申し合わせを破って学内に潜入し、学生の監視活動を行い、それが露見すると100名もの機動隊員を動員して大学側に圧力をかけた京都府警の高圧的な姿勢ではないか。

 会見に臨んだ学生らは「秘密保護法と一体で進む安倍政権による戦争国家体制作りの一環」と分析した。「戦争国家体制」などという大上段にふりかぶったものの言い方は、これまでなら大方の人が「大げさな」と鼻先で笑ってすませたことだろうが、今は、誰も笑うことができない。これまで見てきたように、思想弾圧はイコール無残な戦争の遂行につながってきた。

 秘密保護法が来月12月に施行されようとしている。今後、公安警察が「治安維持」の名目のもと、不当な権力の濫用を行った時、歯止めがかかりにくくなるのではないか、という不安が胸の中に黒い雲のようにわき上がる。

 その先に待つものが何か、今のうちに想像をめぐらせる必要はありそうだ。
----------------------------------------------------------------
出典: 日刊IWJガイド 2014.11.12日号 ~No.791号~

コメント