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【IWJ】「安保法制」に反対する方よりメッセージを募集しています!!

現在、IWJでは、弊社サイトにて特集ページを立ち上げ、国会で審議中の「戦争法案」に疑問を感じ、反対の声を上げている方々からのメッセージを募っています。

■「安倍政権の集団的自衛権にもとづく「安保法制」に反対するすべての人からのメッセージ」
http://iwj.co.jp/wj/open/%E5%AE%89%E4%BF%9D%E6%B3%95%E5%88%B6%E5%8F%8D%E5%AF%BE

以下は、メッセージを募集させていただくにあたり、弊社代表の岩上安身からのお願いです。

ご多用の折、大変お手数をおかけしますが、メーリスやツイッター、Facfebookなどで、広くみなさまに拡散していただけましたら幸いです。

メッセージの送り先は、こちらになります。
■ office@iwj.co.jp 

みなさまからのメッセージ、お待ち申し上げております。

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■「IWJ代表・岩上安身より戦争法案に反対する全ての方へご寄稿のお願い」

 IWJでは、現在、国会で審議中の「戦争法案」に疑問を感じ、反対の声を上げている方々からのメッセージを募っています。

 「安全保障関連法案に反対反対する学者の会」が立ち上がり、一万人近い学者・研究者らが賛同の署名をしています。法律家や憲法学者も反対の声をあげています。一般の市民も全国各地で、反対のデモや集会を繰り広げています。こうした知識人と、一般市民とを問わず、違憲の集団的自衛権行使容認にもとづく安保法案に反対するすべての人々の声を我々IWJのサイト上で結集し、皆さんとシェアしたいと存じます。

 メッセージの長短、内容、形式などは一切問いません。短い一行のメッセージでも結構です。エッセイやブログ風のものでも、かまいません。ビジュアル素材(写真、動画、イラスト集)をまじえたものでも結構です。知識人、学者や専門家の方であれば、なぜ「戦争法案」は問題なのか、本格的な論文や評論でも大歓迎です。既出の論文等の転載でも問題ありません。

 「自分では上手にメッセージを書けない。しかし、他の人のスピーチや文章で、転載OKのものに、素敵なものがあるのでシェアしたい」ということでも全然かまいません。

 衆議院の強行採決直前で、このような急造のサイトを立ち上げても、どこまでご協力いただけるかわかりませんが、可能な限り、多くの、そして多彩な声を集めて、多くの人にシェアし、読んでもらい、国民の意志を為政者に突きつけたいと思います。

 安倍総理は「私が最高権力者だ」と言いきりました。民主主義の多数決の原理によって選ばれたものだから、当然のことだと、安倍さんは信じているに違いありません。

 しかし主権者は我々国民です。為政者は国民の声に耳を傾けなければいけません。憲法は国民が権力者を制約するために権力者に向けて書かれたものです。

 為政者は、権力の行使について、憲法の制約の範囲内で、慎重に行わなければなりません。それが立憲主義です。まして「憲法9条は禁治産者」であるという安倍総理の暴言や、「立憲主義など知らない」とうそぶく礒崎陽輔首相補佐官の発言や、「私たちは天賦人権説をとらない」という片山さつき議員らの発言は、憲法99条の「憲法尊重擁護義務」に対する明白な違反と考えます。

 立憲主義にもとづかない、憲法を尊重しないと公言する議員は、現行の憲法の下での義務を果たしておらず、即刻、議員バッジを外すべきであると考えます。

 民主主義は選挙で多数を占めた者の専横を許す「白紙一任主義」ではありませんし、立憲主義の否定も許されるものではありません。

 他国の要請に従って、自国の憲法の解釈を一内閣の閣議決定で変えることは、日本の主権の侵害/放棄であり、独立主権国家である日本という国家、そしてその国家の主権者たる国民の尊厳と権利を侵す暴挙にほかなりません。

 憲法は一方で、12条において、「この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によって、これを保持しなければならない」と定めています。憲法を為政者に守らせるのは、国民の不断の努力にかかっているのです。我々国民は、為政者の暴走を止めるために、声をあげる権利と義務とを負っています。

 立憲主義と、独立国家としての主権および国民主権、そして真の自由と民主主義を守るために、ぜひ、皆様の声をお寄せ下さい。

IWJ代表・岩上安身

記事URL http://iwj.co.jp/wj/open/archives/252769


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